単位回収銃撃戦 -タンイカイシュウシューティング-

気付けば4時間、ただ100点を取るためだけにプレイしていました。こんなに何かに真剣になったのは、本当に久しぶりのことです。はじめは16点、評価は当然Fでした。少しずつ、実力をつけて、ようやく67点。単位が出ました。もういいかな、と思ったとき、先生に言われたことを思い出しました。「お前が60点くらいの人生でいいなら、それでいいんじゃない？」そう、私の人生はいつもそうでした。はじめから諦めて、これくらいでいいやと、自分でゴールを設定して、ずっと60点くらいの人生を歩んできました。もしかしたら、変わるなら今かもしれない。そう思った私は、再び画面に向き合いました。88点、93点。もうみんな褒めてくれる。よくやったね。頑張ったね。でも、これじゃダメなんだ。私が目指しているのは、100点、パーフェクトなんだ。リトライのボタンを押すと、講義が始まります。知力は十分、あとは試験を受けるだけです。×を交わして、ありったけの正解を教授にぶつける。試験時間残り2秒。メーターは、100を示しました。「神様！」思わず私は叫んでいました。たった4時間で、人として大切なものを学んだような気がします。

教授の位置が画面下端の三角でわかるのがメチャ便利だった　A＋が限界

作者これ単位取ったことないでしょむずすぎる

あっこれ上下にも動ける？動けたところでFなんじゃが

Fでした　なんやこのクソゲー！（鬼仏表並みの感想）