ゲーム紹介
あの日どんなことがあって、その時どんな気分になったのか…あなたは思い出せますか?
これは、時系列に沿った「気分の波」でサーフィンをすることで過去の記憶と気持ちを追体験するためのシミュレーションゲームです。
目を閉じ、心の中を覗いてみてください。暗闇の中であなたにも波が見えてきませんか?
アジア各国の1週間の気分を、わくわく・不安など8つの感情についてそれぞれ調査したデータがあります。
まずはこのデータを「気分の浮き沈み」という1次元のデータにするため、大規模言語モデルであるのGPT-4を用いました。
大規模言語モデルは膨大な量の文書を学習しているため、単語の持つポジティブ・ネガティブさのベクトルを推定することは容易です。
このように各感情を評価しデータにまとめ、掛け合わせることで「気分の波」の元となるデータを得ました。
次に、GoogleTrendsのサービスを用いて各国の時系列に沿ったトレンドワードを収集しデータにまとめました。
サーフィン中、背景には当時のトレンドワードが流れます。
国民の気分と当時のトレンドには相関があります。「あの時あれ流行ってテンション上がったなー」と、共感することもあるかもしれません。
シミュレーション中、途中で転倒するとGoogleTrendsのサイトへジャンプし、その時期のトレンドを確認することができます。
転倒したということは、それ程波が激しかっり、必ず何か理由があるはずです。
一般のゲームでいえばこれは只のミスですが、このシミュレーションの中では一転して「気づき」となり、当時を思い返すきっかけとなることでしょう。
このユニークな体験はゲーム形式でなくては得られず、私がこの形式を選んだ一番の理由はここにあります。コンセプトを実現するために必要のない要素は極力省いています。
日本だけでなく、他国での気分の違いを疑似体験してみるのもいいかもしれません。
日本、台湾、インドネシアの3カ国で体験をすることができます。
背景にはそれぞれの国の建物と山があり、気分の移ろいをより感じられるのではないでしょうか。
このシミュレーションゲームで、過去のデータが体験として直に伝わる様子を感じていただけることを期待しています。
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この一週間の気分(日本、台湾、インドネシア) - マクロミル調べ(Macromill Weekly Indexより)
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